タイガーマスクWを仮想通貨を交えて語る
突然ですがタイガーマスクWとは
「バブル期(2017年)の仮想通貨界隈である!」
過去2つの記事でブロックチェーンの分岐に例えてタイガーマスクの物語あらすじを語ってきましたが・・・・
今回もタイガーマスクブロックチェーンでタイガーマスクWの系譜を見てみます。
初代タイガーマスクは原作/アニメ版でストーリーが分岐(ハードフォーク)しました。
虎の穴を崩壊に導き、リング上で正体を暴かれた伊達直人が日本を旅立って消息不明になったブロックチェーン(アニメ版)を継承したのがタイガーマスクWです!
タイガーマスクWとは?
世界的なプロレス興行の成功を収めているGWM(グローバル・レスリング・モノポリー)という団体があった。実は復活した「虎の穴」が背後にある組織であった。
そのGWMが弱小プロレス団体:ジャパンプロレスから要請を受けて対抗戦を開催した。
日本プロレス界の独占を目論んでいたGWMによって、ジャパンプロレスの代表:藤井大助がイエローデビルのラフファイトにより再起不能に追い込まれる。
ジャパンプロレスの新人:藤井タクマ(藤井大助の息子)と東ナオトは、イエローデビルへの復讐を誓い、それぞれが独自の道を歩むことになる。
虎の穴から才能を見込まれた藤井タクマは、「虎の穴」に入門。
東ナオトは、かつて虎の穴を裏切った高岡拳太郎という人物に見込まれて虎の穴仕込みのトレーニングを受けることになる。
虎の穴を主席で卒業した藤井タクマは「タイガー・ザ・ダーク」としてGWMからデビューすることになる。
一方、東ナオトは「タイガーマスク」を名乗り、フリーのレスラーとしてGWMに戦いを挑む。
二人のタイガーがそれぞれの思惑を持ちながら仇敵イエローデビルに立ち向かう物語である。
東ナオトを育てた高岡健太郎は、初代タイガーマスクと戦った初代イエローデビルです。後に虎の穴を裏切り、伊達直人と共闘する盟友となった人物です。
40年後になり、高岡モーターズというオートバイ店の店長として働きながら復活した虎の穴を潰すためタイガーマスクを名乗れるような若者を探していたのでした。
2017年仮想通貨バブル期との類似点:
2014年のMtGOX事件や悪徳なMLM系、商材屋たちの養分にならないように過去の教訓を教えてくれつつ、仮想通貨の利用方法などを初心者にアドバイスをくれる優しい古参コイナーがまだ存在していたのもこの時代です。
にわかインフルエンサーや反社アカウントが増殖して幅を利かせてきた時期には貴重な存在でした。
かつてタイガーマスクに崩壊させられた虎の穴のボスであった「タイガー・ザ・グレート」の孫である「タイガー・ザ・グレード・サード(通称:ザ・サード)」が虎の穴を再び復活させたという設定になっており、2代目ミスターX も登場します。
悪の代名詞「虎の穴」は、海外のプロレス興行を成功させた団体「GWM」を隠れ蓑にして悪事の限りを尽くします。
2017年仮想通貨バブル期との類似点:
国家や企業の名において信用を隠れ蓑にしたスキャムな仮想通貨銘柄が登場し、投資者に損害を与えるなど被害がありました。
※これらは後に集団訴訟の対象になったり国の大使館から注意喚起がされていたものです(笑)
これらの銘柄を煽っていたにわかインフルエンサー達は今では無かったことにしているようで卑怯でゲスの極みだと思います(笑)
タイガーマスクWは、初代タイガーマスクに登場した虎の穴のレスラーと同じ名前のレスラーが登場するため、往年のタイガーマスクファンも唸らせる演出もありました。
旧虎の穴の「幻の3人のレスラー」と同名のレスラーも登場します。
ビッグタイガーに限っては、旧ビッグタイガーの息子ということです。
今までのタイガーマスクは、男の世界という硬派な物語でしたが、本作品では、女性のキャラクターも際立っています。
GWMの敏腕エージェントとして「ミスX」や高岡健太郎の姪である高岡春菜がタイガーマスクのマネージャー兼女子プロレスラー:スプリングタイガーとして活躍します。
2017年仮想通貨バブル期との類似点:
キラキラ仮想通貨女子という華やかなアカウントが増殖しました。
純粋に応援してあげたい女の子もいましたが、中には怪しい銘柄を煽るスキャマーな女の子も登場して魑魅魍魎な世界にもなりつつありました。
タイガーマスクWでは、実在のプロレス団体:新日本プロレスの人気レスラー達も物語に登場して、タイガーマスクと協力してGWMと戦いを繰り広げます。
2017年仮想通貨バブル期との類似点:
この時期、仮想通貨取引所は人気タレントを起用したテレビCMが流れていました。仮想通貨が世間一般にまで知名度があがったのでした。
冒頭の「タイガーマスクWはバブル期(2017年)の仮想通貨界隈である!」
を少し強引にして類似点を列挙しましたが、これでタイガーマスクシリーズは完結といたします。