快傑Zの仮想通貨遊戯

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タイガーマスクを仮想通貨を交えてあらすじを語る

突然ですが
タイガーマスクブロックチェーンである!

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タイガーマスクとは1968年に発表された梶原一騎(原作)、辻なおき(画)のプロレス漫画で、1969年にはテレビアニメ化されて一世風靡をした作品である。

タイガーマスクの大筋の内容:
悪役レスラー養成団体「虎の穴」の優等生タイガーマスク「黄色い悪魔」としてアメリカのプロレス界で反則の限りを尽し暴れまわる。
虎の穴出身レスラーはファイトマネーの50%を虎の穴に上納するというルールになっているのであるが、ある時、自分がかつて育った日本の孤児院ちびっこハウスが借金ために苦労していることを知り、虎の穴への上納金を借金の肩代わりに使ってしまう。
その結果「虎の穴」を裏切ることになり虎の穴から送りつけられる刺客レスラー達を受けて立つというストーリーである。

 

さて冒頭のタイガーマスクブロックチェーンである」とはどういう意味か?
タイガーマスクの物語は「虎の穴」から全てが始まります。
つまり仮想通貨のジェネシスブロック」が起点となりブロックチェーンが流れていくようなものであるという事です。

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また虎の穴:極東地域マネージャーの「ミスターX」という怪しいプロモーターが登場するのですが、仮想通貨プロジェクトの広告塔やプロモーターというと一般的には怪しい印象を持たれることも類似点があるように思えるのである(笑)

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ここから先は、私の趣味の世界なので、誰も興味ないでしょうが続けます(笑)

※ネタバレを少なめにしますが、最終回の部分だけはネタばれしますので注意

作品序盤は原作もアニメも同じ内容、すなわち同一のブロックチェーンで展開されますが、覆面ワールドリーグ戦の手前で、アニメ版では後のストーリーに影響を及ぼす設定変更があり、いわゆるソフトフォークが行われます。

※虎の穴で親友だった大門大吾が刺客ミスター不動として挑戦して来たり、虎の穴練習生の高岡健太郎が登場します。

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タイガーマスクが悪役レスラーから正統派レスラーに変わっていく過程でジャイアント馬場の32文キック、アントニオ猪木コブラツイストのような必殺技がない事で悩むシーンがあります。
この場面で再びソフトフォークが起こります。

 タイガーマスク必殺技「ウルトラタイガードロップ」を生み出す場面で、原作版では登場しない嵐虎之介という架空の柔道家がアニメ版のみ登場し、この人物もその後のストーリーにも影響を与えることになります。

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必殺技を会得したタイガーマスク日本プロレス界で人気を博して、全アジア王座戦の日本代表として参加することになる。
人気絶頂期に登場するのが虎の穴最恐の悪役レスラー
「赤き死の仮面(ザ・レッド・デスマスク)」です。

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正統派レスラーとなったタイガーマスクでしたが、赤き死の仮面と戦いは、反則の応酬で血で血を洗う死闘となり、再びどん底に落ちてしまうのでありました・・・

仮想通貨ビットコインが一般世間に浸透しかけた時に突然と発生する取引所のハッキングや詐欺事件が巻き起こり相場が下落する様に類似する気がします。
※2015年当時最悪のビットコイン消失事件「MT.GOX事件」

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漫画版は失意のタイガーマスクがフランスの地下プロレス界で武者修行をする中で虎の穴出身の日本人で地下プロレス王者「ミスターカミカゼ」と戦うという設定。

アニメ版では嵐虎之介の弟子である「ミスターカミカゼ」と戦うという設定に差がありました。
ここでも原作とアニメ版での設定の差、ソフトフォークが発生します

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いずれにしても「ミスターカミカゼ」との対決で第二の必殺技「ウルトラタイガーブリーカー」が生まれるのです。
※原作では「フジヤマタイガーブリーカー」という名称である。

 

黒人覆面レスラー「ブラックV」からの挑戦を受けて、タイガーマスクが覆面レスラーで世界最強の呼び声が高まって来る辺りから、原作とアニメ版は、完全に物語が分岐してハードフォークすることになります。

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アニメ版では、序盤で登場した大門大吾(ミスター不動)が虎の穴から逃げ出し、第二の裏切り者となり陰ながらタイガーマスクを支えるようになります。
虎の穴は次々に猫科の猛獣系覆面レスラー達を刺客として送り込みます

ブラックパンサー(反則技を使わずに正統派レスリングでタイガーを苦しめる)
キングジャガームエタイ出身でパンチとキックでタイガーマスクを苦しめる)
イエロー・デビル(正体は序盤に登場した高岡拳太郎で、後に三人目の裏切り者になる)

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原作では、世界中の覆面レスラー達(総勢7名)がタイガーマスクの覆面ワールドチャンピオンの座を狙い挑戦を仕掛けてきます。
その中には虎の穴の最後の刺客「ミラクル3」も含まれていました

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「ミラクル3」とは「技・力・反則」の3つを兼ね備えた奇跡のレスラーという意味で、これで負けたら虎の穴はタイガーマスクへの刺客を諦めると言わしめたレスラー。
(事実ミラクル3でタイガーマスク最大の危機を向かえるのですがその結末は・・・?)

怪しい勉強会を開催して「耐量子性搭載、AIを採用した、匿名性に優れた」などの3つのパワーワードを無理やりこじ付けて次世代の仮想通貨〇〇コイン!と謳いながら販売していた詐欺師や煽り屋アカウントが次々と登場していたものです・・・(w)

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 もはや原作とアニメ版は、完全に別のブロックチェーンに分岐し異なるストーリーとして展開されることになりました。
では続きをどうぞ・・

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アニメ版では、次々に刺客が敗れ焦る虎の穴幹部が「幻の3人のレスラー」と呼ばれるキングタイガー(反則)、ビッグタイガー(怪力)、ブラックタイガー(技)を刺客として送り込みます。

大門大吾はタイガーマスクを救うために再びミスター不動としてタッグを組みます。
幻の3人のレスラーとの死闘が始まります。

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そして遂に虎の穴・最高幹部が動き出します。
タイガーマスクの弱点を研究するために「ミラクル3」という覆面レスラーとして日本プロレス界に登場します。

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満を持して「ミラクル3」の覆面を投げ捨てて「タイガー・ザ・グレート」というレスラーに変身してタイガーマスクに立ちはだかることになるのです。

 第三の裏切り者イエローデビルこと高岡健太郎タイガー・ザ・グレートの餌食になります。

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そして最強の敵「タイガー・ザ・グレート」との対戦で、タイガーマスクは、マスクを剥がされてしまいます。
怒りに狂った伊達直人は、史上最凶の反則攻撃をしてしまう!(これはもうプロレスというより事故です!!)
タイガーマスク伊達直人)は失意のうちに、日本を去るというストーリーで最終回を迎えます。

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原作版では、ミラクル3との死闘の中で第三の必殺技「タイガーV」を編み出します。

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タイガーマスクに敗北したミスターXは、最終手段として伊達直人が懇意にしている孤児院「ちびっ子ハウス」の少年:健太を誘拐して人質にしてプロレス以外でタイガーマスク暗殺を試みるという虎の穴が犯罪者集団であることを垣間見るシーンが登場しました。

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アメリカで再び反則で暴れまわるもう一人のタイガーマスクが登場します。
虎の穴からの新たな刺客:偽タイガーマスクからの挑戦でした。
ラスベガスで賭けの対象としてタイガーマスク VS タイガーマスク戦」が開始されます。その結末は・・・

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また反則に頼ることになってしまったタイガーマスクは悪役ワールドリーグ戦に参加。
実在の往年の悪役レスラー達(キラー・コワルスキーディック・ザ・ブルーザーフレッド・ブラッシー)が参戦するリーグ戦で、タイガーマスクは1つの結論に辿り着きます。

プロレスにおいて反則も5秒以内ならテクニックである・・・

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この境地に辿り着いて吹っ切れたタイガーマスクにNWA世界ヘビー級王者:ドリー・ファンク・Jrへの挑戦権が与えられます。
タイガーマスクは今や人生絶頂の時を向えつつありました。

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これと比較してはいけないと思いつつ・・・
仮想通貨界隈でもありましたよね。
「詐欺コインでも、取引所に上場すれば詐欺ではない・・・」
この境地に辿りついてしまった詐欺師たちは吹っ切れていろいろ仕掛けてきたことを思い出します。


東京での第1戦目は、タイガーマスク優勢の状況で王者の巧みな作戦で惜しくもチャンピオンベルトの奪還ならず・・・。
大阪に場所を移しての第二戦目を目前にして、タイガーマスク伊達直人)は、トラックに轢かれそうになった少年を救うために交通事故に遭って人知れず死んでしまうという衝撃の最終回で終わりました。
(正体を隠すために川にマスクを捨てる場面が切ない)

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最後に:
虎の穴のレスラーのように仮想通貨も様々な個性的な銘柄が登場し、その魅力にワクワクしたものです!

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そして相場の上下にハラハラドキドキしながら、中には漫画に出てくるような必殺技みたいな名前のトレード手法を発明して生死を賭けてトレードを繰り広げていた人達がいたのを微かに覚えています(w)
そして億り人から人生の転落を演じてしまった人、インフルエンサーとして仮想通貨プロジェクトに参加しながらお金欲しさに持ち逃げした人など、正負の法則が働きタイガーマスク伊達直人のように人生絶頂と思った矢先に悲劇に見舞われた人が居たのも仮想通貨界隈でした。

タイガーマスクの連載から数十年経った平成の時代になって、伊達直人タイガーマスク)と名乗り「匿名で児童養護施設にランドセルを贈る」人が現れタイガーマスク運動というブームが巻き起こりました。
今やタイガーマスク伊達直人)は慈善運動の代名詞になっております。

ビットコインモナコインに代表される仮想通貨もいつの日か、匿名で誰かを応援するために「投げ銭」するためのプラットフォームの代名詞になる時代が来るのではないかと願っております・・・
※最後は無理やり収めました

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