【NFTクリエイター紹介㉘】謎のキャラクター:SATHAR
今回紹介するのは、謎のキャラクター:SATHAR(サタール)です。
SATHARとは?
作者は以下で説明しています
the protagonist who likes to traverse into alternative realms and curious landscapes that transport the viewer into a hallucinogenic state of mind.
視聴者を幻覚の心の状態に連れて行く別の領域や好奇心旺盛な風景にトラバースするのが好きな主人公。
SATHARの作者はインドネシアのアチェ出身のリアンディ・カルニアワン(Riandy Karuniawa)さんです。
彼は建築を学ぶためにバンドンに移住しました。
そこでRiandyは、インディーズやアンダーグラウンドの音楽のアルバムカバーやバンドグッズのイラストを頻繁に手がけていました。
以下は2015~2018までのNFTアート以前の作品です。
作者曰く、日本のアニメに影響を受けているそうで、仮面ライダーや永井豪のロボットにイマジネーションを与えられたとのこと。
2021年頃からNFTアートのブームになり、NFTマーケットプレイスに参入してきたようです。
TezosチェーンのNFTマーケットプレイスojbktの作品です
※インドネシアのクリエイターさんはtezosチェーンのNFTで作品を出展する人が多いようなイメージあります。
作品によく登場するSATHRAの愛機Burakというマシーンです。
この組み合わせは覚えておいてください。
openseaでも多くの作品を出展しています。
私はこのSathar-Rest For Gasを保有しています。
愛機Burakに燃料のガスを給油している様子でしょうか(笑)
このイラストはアニメとして制作してもかなり面白い作品ができるのではないでしょうか?
日本のアートをオマージュしたSATHARも制作されています。
以下のような説明が書かれていました。日本人として嬉しい限りです。
A homage to Japanese retro pop culture.
女神の横に小さくSATHRAが登場しています。
FNDにもSATHARが出展されています。
一番お気に入りの作品がこちらSatahr‐Versusです!
説明文には「For all the fighterz.. Ganbatte!」としか書かれておらず、どのような経緯で巨大ロボットと巨大怪獣との闘いが始まったのか気になり作者に質問してみました。
この作品は「競争」の意味についてを表現しています。
なぜ私たち人間は互いに競争しなければならないのか。
例としてNFTの「入札戦争」をイメージしているようで、巨大ロボットと怪獣は入札者の現れです。
その中に愛機Burakで飛び込んでいくSATHARこそ「入札戦争」の対象のNFTアートなのかもしれません!!
電車に座ってほのぼのしている雰囲気のSATHARのアートもありました。
アニメーションNFTでつり革が揺れていたりします。
日本のコレクターでも、この不思議なキャラクター:SATHRAのNFTにハマっている方を幾人か見かけました!
世界中で愛されるキャラクターになってもらいたいと思っております。