SMARTCASHのElectrumWalletの設定手順
WebWalletがdeWebWalletに切り替わるに伴い、WebWalletで利用していたアドレスが利用できなくなり新規アドレスを作成する必要があるという話が浮上しておりますで、ElectrumWalletの操作を覚えておいて損はないと思います。
SMARTCASHのElectrumWalletの導入の方法を説明します。
(2020/5時点はVersion4.0.0 です)
※SMARTCASH公式の設定ガイドページは こちらです。
目次
ElectrumWalletの設定
ファイルのダウンロード
SMARTCASH公式サイトのWalletのページからElectrumWalletファイルをダウンロードします。
※自分が利用しているPCのOS用のファイルを選びます。
※インストールやウィルスソフトによるファイルの許可操作などは省略します。
パソコンにElectrumWalletがインストールされた後の手順です。
設定手順
1..ElectrumWalletのアイコンをクリックします。
2.Walletファイル「default_wallet」が作成されますので「NEXT」を押します。
3.Walletの種類を選びます。
まずはスタンダードWalletを選んでおきましょう。
4.SEEDの発行
新規作成なので「Create a new seed」を選びます。
5. 下図のように12つのワードがSEEDとして発行されるため、メモしておきます。メモしたら「NEXT」を押します。
※これを失くすとWalletの復旧ができなくなります。
6.メモしたSEEDを記入します。
7.パスワードを入力します。
自分の好きな英数字を記入してください。
※Walletにログインする時に利用するので、忘れないでください。
8.ElectrumWalletの完成です。
重要:SEEDとPasswordは紛失しないこと
以下の情報は必ずメモして管理すべき情報
SEED・・・・・Walletを復旧する際に利用します。
Password・・・Walletの操作(ログインや送金など)頻繁に利用します。
Walletの確認
「Addresses」画面
自分のアドレスの情報を確認する画面です。
受信用として10アドレス(予備として4アドレス)が付与されます。
「Receive」画面
SMARTCASHの受信するための画面です。
「Send」画面
SMARTCASHの送金をする画面です。
重要:アドレス/プライベートキーの保存
Walletを作成したら、「アドレス」と「プライベートキー」の保存は必ずしておきましょう。
1.「Wallet」→「PraiverKey」→「Export」を押します2.パスワードを入力して「NEXT」を押します
3・アドレスとプライベートキーの一覧が表示されます。
csvファイルかJSONファイルかを選び「EXPORT」を押します。
※念のため両方を「EXPORT」しましょう4.ファイルが出力されます。
※ファイル格納されている場所は、前画面下に記載されています。5.ファイルが格納されているフォルダにファイルが保存されていることを確認します。
Walletにログインする方法
1.ElectrumWalletのアイコンをクリックします
2.Walletが立ち上がります。
自動的にWalletファイル「default_wallet」が選択されておりますので、それで問題なければPasswordを入力して「Next」を押します
3.Walletファイル「default_wallet」のWalletが表示されます。
新しいWalletを作成する
既にSMARTCASHのアドレスを保有している場合に、ElectrumWalletでそのアドレスを利用する際の手順です。
※自分のアドレスとプライベートキーを覚えていることが前提です。
1.Walletに立ち上がっている状態で「File」の「New/Restore」を押します。
2.Wallet「名称」が表示されますので「Next」を押します。
※名前を変更したい場合は自分で入力します
3.一番下のラジオボタンをチェックします。
4.アドレスまたはプライベートキーの記入
※アドレスかプライベートキーどちらかだけでOKです。
なお、WebWalletでは、複数のアドレスを所有していたと思いますが、4つアドレスを所有していた場合は、4つを記載すればまとめて登録できます
5.既存のアドレスがElectrumWallet上で表示されるようになります。
※過去の取引履歴がしっかりと表示されています。
Walletの切り替え
複数のWalletファイルを作成した場合の切り替え手順です。
1.「File」の「Open」を押します。
2. Walletファイルの選択するダイヤログボックスが表示されますので表示したいファイルを選ぶとパスワード入力を求めらます。
入力して「NEXT」を押すとWalletが切り替わります
おまけ:Multi-signatureWalletの作成
「Multi-signature(マルチシグ)Wallet」も作成できます。
Multi-signatureWallet(マルチシグ)とは?
複数のアカウントでWalletを管理する方法。
例えば5人でWalletを管理している場合、資金を送金するには5人すべてが承認しないと送金できないため、1人の意図で勝手に引き出しが出来ません。
Wallet作成時に「Multi-signatureWallet」を選択します。
デフォルトで2アカウントで承認する設定が表示されます。
最大15アカウントで承認するような設定変更も可能です。
以下のような設定をする場合の設定画像です
From"15"consigners =15アカウントが承認権限付与。
Require"5"singnatures=5アカウントの承認で許可する
以降の設定を続けるには、承認アカウントのアドレスとPraiverKeyが必要となります。
15アカウントでMulti-SigWalletを作成するには、15つ分の登録作業をすることになります。