DigiByte(デジバイト)
DigiByte(デジバイト)
通貨表記:DGB
発行量上限:210億
承認方式:PoW
アルゴリズム:SHA256, Scrypt, Odocrypt, Skein & Qubi
DigiByteは2014年1月10日にブロックチェーンが開始されたアルトコインです。
2020年になっても南米を中心に海外では根強い人気があるようで、開発は継続されております。
特徴としてよく説明されている機能は以下だったと思います。
・Digi-Speed
承認時間15秒の超高速送金(その速さはビットコインの40倍、ライトコインの10倍)
・Multe-Algo
5つのマイニングアルゴリズム(SHA256, Scrypt, Odocrypt, Skein & Qubi)
・Digi-Sheild
マイニングの難易度高めるアルゴリズムを開発。
これは後にEthereum, Bitcoin Cash, Zcash, Dogecoin, Startcoin, AuroraCoin, BitcoinGold,BitTokens, CasinoCoin, CreativeCoin, Granite, Huncoin, Monacoin, Mooncoin,
Nautiluscoin, Quatloo, SakuraCoin, Scorecoin, SmartCoin, StartCoin, SuperiorCoin ,Ubiqにも採用されることになった技術で、DigiByte開発陣の技術力が光ります。
・Segwitの採用
ビットコイン、ライトコインに先駆け2017年4月に実装されて話題になりました。
・スマートコントラクトの実装というのもありましたがどうなったのでしょうね
また2017年6月にMineCraft(マインクラフト)というゲーム内でDidiByteがマイニング出来る!?という情報がどこからか広まってきて一時的に高騰した記憶があります。
↓は2017/4~7のDGBのチャートです。
2018年以降から日本ではあまり知名度が無くなってしまっていたようですが、
その後にローンチした機能もいろいろありました。
「DandeLion++」「Digi-ID」「Digi-Assets」
という3つの機能はかなり面白いと感じました。
・DandeLion++
プライバシー強化のために送信者のIPアドレスを難解にするプロトコルDandeLion++がGrin、Beam、Zcoinに次いで採用されました
・Digi-ID
現在Webサイトやアプリケーションなどにサインアップ/サインインする際に「ユーザID、パスワード」を入力することが一般的ですが、Digi-IDを使うことでログイン承認方式を採用しているサイトにDigi-IDアプリをインストールしたスマホでQRコードを読み取り、自分のPinコード(4桁)を入力するだけでサインインが可能になります。
以下 Digi-IDによるログインを採用しているChangeagel.ioのサイトのログインページ。
実際に試してみましたが、楽チンでした!
(ただ、スマホでログインするようなサイトには利用できないので応用が必要かも)
なお、Digi-ID用のアプリは「Digi-ID/AntumlID」です。
iOS版、Android版のどちらもあります。
「Digi-ID/Simple」というアプリもありますが、Android版しかありませんでした。
・Digi-Assets
DigiByteプラットフォームで使うDigiAseet(独自トークン)を作成できます。
以下DigiAssets Toolsというサイトでアカウント(Wallet)を作成してから、アセットを簡単に作成できます。
1つのDigiAseetを作成するために500DGBが必要です。
下記は、DigiAssets Toolsの私のアカウントページです。
まだDGBをWalletに送金していないので、どなたか下のQRコードにDGBを投げ銭恵んでくださいw
このページにサインアップ/サインインするためにもDigi-IDを利用しました。
DigiByte-MobileWalletアプリのβ版もDigi-IDとDigiAssetにも対応しているような記載が公式サイトにあったのでアプリをダウンロードしたのですが、その機能は見当たりませんでした・・・(そのうちローンチされるのでしょうか?)
あまり注目していなかったDigiByteですが、独自トークン作成出来たり、Digi-ID認証方式によるログインがかなり使い勝手良かったため面白味を感じてしまいました。
DigiByte公式サイト