快傑Zの仮想通貨遊戯

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NEAR PROTOCOL(ニア プロトコル)

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NEAR PROTOCOL(ニア プロトコル

 

 仮想通貨、ブロックチェーン関連を調べるとスケーラビリティ問題というキーワードが出てくることがあります。
ざっくりとしたイメージだと利用者が増えることで、送金などのトランザクション処理を実行するノードの処理能力を超えるため遅延してしまう問題です。

スケーラビリティ問題の解決のアプローチでSharding(シャーディング)があります。

SQLなどのデータベースでもSharding(シャーディング)は利用されている実績のあるものです。


下図のようにトランザクションを処理するノード群をメインチェーンとは別の層にし且つ複数ノードグループで同時進行して実行することで検証処理を早める技術です。

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 イーサリアムの第2形態Serenity(セレニティ)では、このシャーディングに取り組む事で話題になったのでシャーディングというキーワードを知ったという人も多いのではないでしょうか?

今回紹介するf:id:Zbaron:20190301224826j:plainNear Protocolは、シャーディングを実装するパブリックプロトコルです。

 

シャーディングの実装はパブリックチェーンをスケーラブルにするために重要なアプローチではあるものの、実装するハードルの高さが課題です。

NEAR Protocolの開発チームには、データベース企業でシャーディングの実装経験があるものや、クロスシャードトランザクションと複雑な分散結合を担当していたエンジニアに加えて、4人の元Googleエンジニアが在籍しています。

 

NEAR Protocolのポジションペーパーには、スケーラビリティ問題の解決をアプローチしている他銘柄(ビットコインイーサリアム、EOS、Zilliqa)との比較がされています。
※英語表記なので、いまいち理解できませんでした・・・・泣)

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今後は資金調達としては検討しているようですが、いまのところ、トークンの上場などの動きはなく開発を最優先で動いているみたいですね。

 

 

 2019年中旬、Ethereumよりも早くメインネットをローンチする予定みたいです。
開発陣の技術力の高さなのかイーサリアムへのシャーディング実装へのヘルプをしている点も好意的です。


最新のロードマップがこれ。

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そんなNEAR Protocolが、日本で初めてのミートアップを2019年3月9日に開催するようです!

参加費:無料

スピーカーとして共同創業者のIllia Polosukhin氏が登壇するということです!

NEAR PROTOCOLミートアップ(2019年3月9日 18:30~21:00)

詳細と参加予約はこちらから↓

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会場とイベント管理者はこちら。
あのブロックチェーン技術のトキワ荘的な存在「HashHub」が会場で、管理者としては、Twitterアカウントでお馴染みのメンバーがちらほら・・・。

※参加者も結構有名なアカウントがいた気がします。

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 今後の先端技術に触れる機会なので、時間と興味があれば参加してみるのもいいかもしれませんね。