【仮想通貨で歴史を学ぶ】南北朝時代その①:倒幕運動と元弘の乱
仮想通貨で歴史を学ぶシリーズ!(一部のマニア向けの自己満足な記事となります)
今回は、そもそもが複雑で難解な南北朝時代をテーマに仮想通貨でで大雑把に例えていきます。
1192年、源頼朝によってはじめて武家政権の鎌倉幕府が誕生した。
この出来事は公家による権力独占の世の中から武士による時代に移り変わりつつあることを示唆する出来事であった。
その後、源氏は三代で血筋が絶え、執権:北条氏により権力が独占されるようになる。
2008年「サトシ・ナカモト」を名乗る人物の論文からビットコインが誕生した。
これは、貨幣の基準が法定通貨(ドルや円)に代わり仮想通貨に移行しつつあることを示唆する出来事であった。
1318年、後醍醐天皇が皇位継承をする。後醍醐天皇は平安時代のような天皇による親政を行う事を理想とし、側近の日野資朝、日野俊基を各地に派遣し、倒幕の計画を立てる。
しかし計画は幕府側に漏れることになり失敗に終わる(1324年、正中の変)
2014年2月、ビットコインの大手取引所である「Mt.GOX」で「トランザクションの脆弱性」に関する問題を解消するという理由で取引が停止された。
しかし、その矢先に決済プログラムの欠陥を付いてビットコインのハッキングが行われてしまう。
ビットコインの価値が暴落する事件が発生する(Mt.GOX事件)
世の中は、鎌倉幕府の政治に対する不満を募らせた武士団「悪党」が全国に増え始め、幕府の力が及ばない勢力になっていた。
この頃からビットコイン以外の仮想通貨である”アルトコイン”(LITECOIN、Ripple)などの動きも活発となっていく。
1331年、再び、後醍醐天皇は倒幕計画を企てるが、密告により幕府に露呈してしまう。
十分な準備期間がないまま、笠置山で挙兵をするが、圧倒的な幕府軍の兵力によって笠置山は落城し、後醍醐天皇は隠岐に島流しとなる。(元弘の乱)
しかし、後醍醐天皇の皇子:護良親王や河内の楠木正成、播磨の赤松則村ら悪党と呼ばれる武士団の叛乱が活発となり、倒幕への気運は全国の武士団に蔓延していくのであった。
特に千早赤坂城で奮闘する楠木正成は、倒幕の象徴的な存在となっていく。
2017年初旬ごろから、法定通貨(ドルや円など)に代わり、仮想通貨による金融革命"FINTECH(フィンテック)"などというキーワードが世の中に出回り始め、様々な仮想通貨の売買が盛んになってくる。
特に日本人の仮想通貨ファンの間で人気であったRipple(XRP)とNEM(XEM)が1円以下から価格が高騰し仮想通貨による資産倍増の象徴的な存在となっていく。
鎌倉御家人の中で源氏の嫡流:八幡太郎義家から派生した2人の武将がいました。
新田義貞と足利尊氏です。
新田氏と足利氏は源義家の次男:義国に遡ります。
義国は、下野国(現:栃木県)の足利荘に拠点を置く豪族でした。
源義国の長男:義重は足利荘を離れて新田氏を名乗り、次男:義康が足利荘を継ぎ、足利氏を名乗ります。
なぜ長男が親の土地を継承しなかったのかは不明ですが、本来であれば新田氏が足利氏より格上のはずですが、鎌倉幕府では足利氏が重要な地位を占め、源氏の棟梁家として武士からの信頼を得ていました。
仮想通貨の中でスマートコントラクトを提供するプラットフォーム銘柄の代表的な銘柄イーサリアム(ETH)があります。
2016年にイーサリアム上で展開されたプロジェクトThe DAOがシステムの脆弱性を突かれる形で約50億円を盗まれる事件(The DAO事件)が起こりました。
イーサリアムの開発チームが、ハッキングが行われる前の状態にブロックチェーンのブロックを戻すためのハードフォークをしました。
中央集権的にハッキングが無かったことしたことにしたイーサリアム(ETH)に反発した非中央集権的な仮想通貨を目指すコミュニティがハードフォークをしない元のブロックチェーンを正統イーサリアムとして継続することにしました。
これがイーサリアムクラシック(ETC)です。
本来であれば、イーサリアム発足当初からのブロックチェーンを継承するETCが正統なイーサリアムとも言うべきですが、現状はETHが時価総額、進行しているプロジェクトとしては有望で仮想通貨でビットコインに継ぐ銘柄として君臨しています。
千早赤坂城では、少数の軍勢の楠木正成が巧みな戦術によって幕府軍の大軍が苦戦を強いられていた。
その活躍を知った幕府方の有力武将:足利尊氏や新田義貞などが倒幕の計画を胸に秘めていた。
仮想通貨NEMを推すコミュニティメンバーは、有志を募って秋葉原、渋谷などでNEMのロゴマークの手作りうちわを配り、Ripple推しのメンバーは「IYRK(行くでやるでリップル買い増しや)」という謎のフレーズで買い煽りをするなどの仮想通貨の草の根運動を繰り広げていた。
その活躍の効果もあってか、仮想通貨全体の相場上昇傾向になっていくのであった。
そして遂に足利尊氏が篠村神社で倒幕の旗揚げをし、京都の幕府機関:六波羅探題を陥落させる。
関東では生品神社で新田義貞が倒幕の旗揚げをし、北条氏の拠点:鎌倉を攻め落としたことで鎌倉幕府は滅亡することになった(1333年)
元号を建武と改めた後醍醐天皇は、自分の理想とする政治「建武の新政」を行うことになり、公家たちは我が世の春を謳歌することになった。しかし・・・・
@小学館 まんが日本の歴史8巻より
2017年前半は1000円の価値であったイーサリアムの相場は、年末には10万円以上まで上昇。ビットコインも200万円代まで上昇した。
翌年2018年は、仮想通貨バブルの年としてテレビや雑誌などマスコミにビットコインが取り上げられることが多くなり、仮想通貨民たちは「寝てるだけで資産が増える」「ビットコインで人生変わりました」と我が世の春を謳歌することになる人が続出したのであった。しかし・・・・
カリスマ仮想通貨女子:宮脇咲さん
その②へつづく ↓