【Augurで遊ぶ】Augurのβ版を試してみた!
※2017/8の記事を一部修正しました。
分散予測市場プラットフォームAugurってどんなものかってご存じですか?
具体的な利用方法をいまいち理解しておりませんでした・・・
以下が実際のAugurの予測市場画面です!!
赤枠が質問・予測市場(賭け事)となります。
ブログを始めた当時の拙い説明がこちら・・・・(中身が何もない・・・)
目次
はじめに
何気にAugurの公式ページを眺めていたら・・・・
Augur公式ページ
Augur β版の文字が輝いていました!!
これは試してみねば!! と 始めて見たのですが・・・・
参考になるサイトがほとんどなく 英語の翻訳機能を駆使して、仕事終わりの深夜帯に時間を見つけて消耗しながら遊んでみたのですが、理解するのに一週間かかった(汗)唯一参考になったブログは、こちらだけでした。
※さすが、仮想通貨界隈の先駆者
Koji Higashi @Coin_and_Peace さんの
ブログ「ビットコインダンジョン」でした!
しかも2016/3に既に試していたみたいです。
まだまだ理解できていないことが多いですが、
今回は、雰囲気を味わうために
Augurのユーザ登録、予測市場の作成、投票の仕方
を説明します。
あ、一番重要なことですが、実際にETHやREPの利用での投票は出来ず、デモ版の通貨を利用するという感じです。
1.Augur β版のユーザ登録をする。
1.Augur β版のサイトのURLを押す
app.augur.net
以下の画面になりのシンボルマークがだんだん迫ってきます!!
2.この画面になりますので、 右上の「SignUP/Login」を押します。
3.SignUPタグを押し、自分が登録したいパスワードを入力します。
4.確認のために、先ほどと同じパスワードを入力します。
5.自動で下の枠にユーザIDが払い出されます。
※かなり長い文字列(3行ほど)が表示されます。これがユーザIDですので、
必ずメモしてください!!
これがないと次回もまた新規ユーザID払い出しになります。
6.この画面になったら、サインイン完了です。
※右上に「Create New Market」ボタン(赤)が表示されます。
※ログアウトした後のログイン方法
ログイン画面に入り
ユーザIDとパスワードを入力して、下にあるLoginボタン(青)を押します。
※まず消耗したのが、サインアップとログインでした。
別のサインアップの方法もあり、最初にメール登録してユーザIDとパスワードは自分で設定したにも関わらず、翌日はそのIDとパスで入れず今回のサインアップの方法を実施し長い文字列がユーザIDだとは理解しておらず、またログインできない・・・それではともう一度新規にサインアップを繰り返すというループ状態が2日間続いた・・・・。深夜だったので疲れていたのかも?
2.アカウント確認
アカウントが作成されると、Augurで利用できる仮のトークンが付与されます。
金額として ETH Tokens=10000、ETH=100、REP=47
※仮の仮想通貨ですが、100ETH保有とはかなりの大金持ちになった気分です。
あれ? ETH=100ではなく99.995ではないか?と疑問でしょうか?
Transactions(トランザクション) 画面に遷移してみてください。
以下の赤枠でGas Costとして
アカウント登録に0.0004155ETH、口座開設に0.0040ETHが差し引きされたのです。
これはイーサリアム系特有のコストで 送金やスマートコントラクトを実行する時にGas Costという手数料でマイナーに支払われることになります。
※はじめてイーサリアムに触れた感じがします!
では改めまして、
β版ですがせっかくアカウントと取得したのですからアカウント名を設定しましょう。
1.右上のAccountを押して アカウント画面に遷移します。
快傑Z と記載されている部分はもともと空白になっているので、そこをクリックすれば登録できます。 ただそれだけです。
3.Marcket(市場)を作成する
では、ここからがAurgrの面白い部分、予測市場の作成です。
ここでは、未来に起こるかもしれない事象に対して、REP保有者に予測?予想か
期待などの意見を尋ねて結果が正しかった投票者にREPが支払われる・・・という
ものと解釈しています(が合っているのでしょうか?)
※回りくどい言い方しましたが、いわゆるギャンブル(賭け事)ですね。
1.Marckets画面の「Create New Marcket」を押します。
2.Create Market画面が表示されると 以下の3種類の質問形式が選べます。
「Yes/No」・・・2者択一のシンプルな質問形式
「Multiple Choice」・・・複数選択の質問形式
「Numerical Range」・・数値での質問形式(例:降雨確率%や大統領支持率%など)
今回は、シンプルな 「Yes/No」で予測市場を作成します。
3.Marcket PreView―Yes/No 画面が表示されます。
以降、質問の内容を登録する部分になります。
赤枠の部分に入力すると、青枠に内容が反映されます。
4.「Event Question(イベントの質問)」を記入。
ここが、トップ画面の予測市場の一覧に表示される題名になりますので、いわば
顔です。分かり易い題名にしましょう。
(※英語で入力する必要があります)
5.「Event Topic」を入力。
予測市場のカテゴリ分けに利用されます。あまりマイナーな言葉だと登録できないようです。
6.「keyword(キーワード)」を登録します。(2つまで登録可能)
予測市場の検索に利用されます。
7.「Expiration Source(質問内容の結果を知る情報源)」
※少し意訳しましたが、この質問の結果は、何を見ることで知ることができるか?
情報源を書いてくださいという意味です。
2つの選択肢があります。
1つ目はニュースなど報道機関によるもの。その場合は上のラジオボタンを押します。
2つ目は、結果が公表される特定のWEBサイトのURLを記入しろというもの。
赤枠にURLを記入します。
8.「Additional Details(詳細)」※任意ですので、空欄でもOK
市場での理解または報告に必要な追加情報を提供する。いわば補足事項です。
9.「END DATE(期限日)」の登録
カレンダーが出てくるのでこの予測市場の投票期限日と選択します。
10.「Taker Fee(テイカ―手数料)」「Maker Fee(メイカー手数料)」の設定。
デフォルトで Taker Fee=2%、Maker Fee=1%になっているので、変更したければどうぞ。
※Augerの場合はどういう意図で設定すればいいのだろう・・・?
ビットコインなどの取引の際に、BTC=22万円で売り出されていた場合に、22万円で購入する場合は「Taker Fee」の手数料。21万円に指値を付けて購入予約をした場合は「Maker Fee」の手数料。
前者は多少高くてもすぐに買えるので「Taker Fee」の手数料、後者は、買えるか分からない状態で待つので「Maker Fee」の手数料の設定になります。 Taker Fee>Maker Fee と覚えればいいのか?
11.「Initial Liquidity(初期流動性)」を登録する。ここは任意ですのでスルーでもOK
「Bid」「Ask」を入力する。
予測市場に出す前に、自分で投票したい数値を登録します。
※Bid、Askを設定すると 下のチャート図に反映されます。
もし削除したい場合は、下図のようにゴミ箱を表示させ押下します。
12. 項目をすべて入力して 次へを押すと 質問内容が表示されます。
そして その下に 予測市場の作成費の見積が表示されます。
上の赤枠は、「Maket Creation」で市場の作成費用です。
相場はよくわかりませんが 以下でした。
Create Fee(作成費用)=0.034ETH
Bond[refundable](債権)=0.0766ETH(払い戻し可能)
Gath Cost=0.0627ETH
下の緑枠は、11の作業で設定した場合に表示されます。
問題なければ、右下の「Create Market」を押します。
13.お疲れ様でした。 予測市場に新たな質問が作成されました!
上の赤枠が質問の題名と 期限、手数料など
中のDetails を押して 下の赤枠には、結果の情報源や詳細補足情報。
が表示されます。
4.Marcket(市場)でトレードする。
予測市場でトレードをする方法です。
※β版だとしっかりした質問が作成されていないようでトレードの方法がよくわかりませんので、この章は、中途半端な説明になります。雰囲気だけ味わってください。
1.Market(市場)を押す。
※または 下に出ているジャンルごとの絵(BITCOINなど)を選択してもOK
2.Market画面の左のジャンル別のタグがあるので、選ぶ。
※今回は、「Bitcoin」を選択してみます。
3.参加したい 質問を選ぶ。
「Will BitCoin Split August 1,2017」=「2017/8/1にビットコインは分裂するか?」
があったので選んでみる。
なお、☆印を押すとこの質問をお気に入り登録できます。
青いTradeボタンを押します。
4.トレードの画面が表示されます。
ここでオーダーなどをするのかと思いますが、登録ボタンなどがないため
これ以上先には進めず・・・・(とりあえずブログはここまでとします)
最後に
ちょっとだけ胴元のない予測市場のプラットフォーム「Augur」のイメージが掴めたような気がしました。
ただ、今回作成したくだらない質問などを 大量に作成されても、不要なゴミが残るだけで、信頼性のおける予測市場にはならない懸念もありそうです。
また 投票はREP保有者にランダムに質問に答えるように連絡が来るという話もあります。(今回の説明のように自分で好きな質問に参加回答できない?)
正解に投票したREP保有者の信頼性ポイントが付与され、逆に不正解だった場合に、信頼性ポイントが減少するとかの情報もありました。
まだまだ分からないことだらけなので、気が向いたらもう少し遊んでみます。
日本では法律で賭け事やカジノは規制があるため、すぐにAugurが日本で浸透するとは思いません。
Augurの開発もとりあえずβ版は発表されているが、果たして現実社会に公開する日が来ているのか?も不明。
非常に面白い通貨なので、今後も動向に注視していきたいと思います。