Augur(オーガ)
Augur
通貨表記:REP
発行量上限:
承認時間:
承認アルゴリズム:
Augurはイーサリアムブロックチェーン上に構築された
分散型予測市場プラットフォームです。
予測市場とは一種のギャンブルのようなものであるが、大統領選挙やサッカーW杯、ウ宇宙開発の完了時期予測などの勝ち負けを投票するもの。
現在のギャンブルなどは、オーナー(胴元)が存在しているためオッズ比率を情報操作されるチート(いわゆる八百長)のリスクがあり得えます。
ブロックチェーンを利用した分散型予測市場では、胴元がない公正なギャンブルが実現できるのです。それはどういうことなのか?
Augurプラットフォームに参加するには、REP(Reputation)トークンが必要です。
※よくRipple(XRP)とAugur(REP)のトークン名が混同されるので注意(w)
REPトークン保有者は、有益な予測市場の創作と予測市場に正しい投票をすることで報酬を得ることが出来ます。逆に意味のない予測市場の創作や誤った結果に投票をするとトークンを没収される仕組みであるため、信頼に値する予測市場が保たれるという思想になっているのです。
下図の5つのフェーズに添って 予測市場が運営されます。
①Market Creation(市場創作)
REPトークン保有者であれば誰でも、どのようなジャンルの予測市場を作成することが出来ます。
※例えばW杯サッカーの勝利チームや大統領選など
②Trading(取引)
創作した予測市場を登録し、スマートコントラクトによって適正価格でイベントの準備が出来ます。
③MarketEventHappens(イベント)
これがAugurの目玉である予測市場投票イベントです。
市場製作者が、プラットフォームに参加しているREPトークン保有者を無作為に指名し、投票を依頼します。
④Reporting(報告)
イベント終了から7日間は、仮の投票結果状態になります。投票結果に異議があるREPトークン保有者は、REPを支払い再投票を申請することが出来ます。
⑤Settlement(決済)
イベントの結果で、正しい項目に投票したREPトークン保有者に敗者側から没収されたREPトークンが分配されます。 再投票になったイベントは、元のイベント報酬の50%となります。
↓2018年5月にアップデートされたAugurβ版の予測市場ページです。
ギャンブルだけではなく多数決の意見を参考にしたい企業のマーケティング利用にも需要が出る可能性を秘めているプラットフォームです。
2017/8のβ版Augurプラットフォームで遊んでみた記事です。
(2018/5のアップデート前なので、UIの違いを見れます)
今は大分改良されていますね・・・。
Augur公式サイト